灘校鉄道研究部公式ブログ

灘中学校・灘高等学校鉄道研究部公式です。ご質問などはコメントにお書きいただくか、nrcofficial@gmail.comまでメールをお願いします。

2016-01-01から1年間の記事一覧

南海2000系(車両研究紹介・南海その6)

☆2000系とは? 2000系は21000系と22000系の置き換え用として東急車輌で1990(平成2)年から製造されたズームカーです。軽量ステンレス車体が用いられ、南海で初めてVVVFインバータ制御が採用されましたが、加減速度や各ノッチ特性などは在来車との併結が考慮さ…

南海1000系(車両研究紹介・南海その5)

☆1000系とは? 1990(平成2)年にVVVF制御のズームカー2000系がデビューし、20m車もVVVFで製造することになり、南海線・高野線(難波~橋本間)の両方で使用可能な車両として1992(平成4)年から製造されたのが1000系です。当時は関西空港の開港の直前だったことも…

鉄道模型コンテスト2016 結果報告

灘校鉄道研究部は今年も鉄道模型コンテスト(www.moraco.jp)に参加しました。その結果についてご報告します。 鉄道模型コンテストは毎年8月に東京のビッグサイトで開催され、当部は今回で5回目の参加となりました。過去に最優秀賞1回、優秀賞2回を獲得してい…

南海9000系(車両研究紹介・南海その4)

☆9000系とは? 1985(昭和60)年当時、高野線では相次いで新車が入っていたのに対し南海線では7100系以降新車導入がありませんでした。しかし、1985(昭和60)年に10000系サザンがデビューして旧1000系を置き換えることとなったものの旧1000系は座席指定車だけで…

南海7100系2~6次車(車両研究紹介・南海その3)

☆2次車の製造 1970(昭和45)年に2次車の7121F~7137Fが製造されました。cMTTMcの4両編成とcMTcの2両編成があり、Mc車については7119・7120を欠番として7121から始まっています。また、7100系では2次車以降は新製時から冷房装置を搭載することになり、分散冷房…

南海7100系1次車(車両研究紹介・南海その2)

7100系は1969(昭和44)年から1973(昭和48)年にかけて、架線電圧昇圧における改造の対象から外された在来車の置き換えのために東急車輛・近畿車輛で製造された車両です。普通鋼製で制御方式も超多段式バーニア制御方式が採用され(制御器は7000系と異なる)、前…

南海8300系2次車甲種輸送

7月20日に、南海の2両編成とは1995(平成7)年に製造された1036F以来の登場となる、南海8300系2次車2両×4編成が近畿車輛から和歌山市駅に向けて甲種輸送されました。写真を交えてお伝えします。

南海7000系(車両研究紹介・南海その1)

7000系は1963(昭和38)年から1968(昭和43)年にかけて、帝国車輛・東急車輛・近畿車輛で製造された車両です。6000系と同じく片開き扉の20m級4扉車で窓は2段上昇窓、制御方式も超多段式バーニア制御で前面の形も同じですが、6000系はオールステンレスなのに対し…

225系100番台がデビュー!

7月7日についにデビューした225系100番台。写真で比較しながら他の車両との変更点や共通点をお伝えします。

JR西日本長距離列車に関する考察Ⅲ【兵庫県北】(起稿班研究第五号・その3)

前々回・前回はこちらです↓ nrcofficial.hatenablog.jp nrcofficial.hatenablog.jp ⒊兵庫県北 ①「こうのとり」 「こうのとり」は、新大坂~福知山・豊岡・城崎温泉を走る特急です。この電車は大阪から福知山・豊岡・城崎温泉へ向かう観光客向けのもので、カ…

地方鉄道の知恵<番外編>【津軽鉄道とDMV】(起稿班研究第三号・その9)

津軽鉄道のDMV計画は見込みのあるものだったか。実現が不可能となった今、展望ある計画をストップさせたことでJR北海道を追及するのはなしにして、開発が完了し導入できるような態勢が整ったらどう地方交通が変わるか。用途として一つに空港、新幹線駅へのア…

JR西日本長距離列車に関する考察Ⅱ【関空アクセスと南紀地方】(起稿班研究第五号・その2)

前回(北陸地方編)はこちらです↓ nrcofficial.hatenablog.jp ⒉関空アクセスと南紀地方 ①関空アクセス JRの関空アクセス電車は、米原・京都から梅田貨物線を経て関西空港に至る特急「はるか」 と、大阪環状線から関西空港に走る「関空快速」があります。「はる…

地方鉄道の知恵<第4回・後編>(起稿班研究第三号・その8)

前半はこちら↓ nrcofficial.hatenablog.jp 5.イベント列車の「大小」の折り合い 前半では「ストーブ列車」の必ずしも明るくはない未来について述べたが、この後半では「ストーブ列車」以外の「風鈴列車」「鈴虫列車」についての考察を行う。 津軽鉄道は「風…

地方鉄道の知恵<第4回・前編>(起稿班研究第三号・その7)

前回は三毛猫「たま」で有名な和歌山電鐵を扱ったが、今回は「ストーブ列車」などで有名な津軽鉄道を取り扱う。

JR西日本長距離列車に関する考察Ⅰ【北陸地方】(起稿班研究第五号・その1)

JR西日本の長距離列車について、特急電車を中心に、これからどうなっていくのか、どうなるべきなのか、「北陸」「関空アクセスと紀伊地方」「兵庫県北」の3回に分けて考察します。今回は北陸編です。

地方鉄道の知恵<第3回・後編>(起稿班研究第三号・その6)

今回からしばらくは全国各地の地方鉄道それぞれの主力としている施策について考察していきたい。第3回は和歌山電鐵貴志川線をテーマに、かの有名な猫駅長「たま」について見ていく。

地方鉄道の知恵<第3回・前編>(起稿班研究第三号・その5)

第2回では様々な施策を行うことで客を集めるひたちなか海浜鉄道を取り上げたが、今回からしばらくは全国各地の地方鉄道それぞれの主力としている施策について考察していきたい。第3回は和歌山電鐵貴志川線をテーマに、かの有名な猫駅長「たま」について見て…

地方鉄道の知恵<第2回・後編>(起稿班研究第三号・その4)

全国各地に多くの地方鉄道が分布しており、経営に苦しんでいるところは少なくない。しかし、地方鉄道の中には地元自治体と協力し、客離れなどの対策を施すことで好調を維持している鉄道もある。今回はひたちなか市で営業されている「ひたちなか海浜鉄道」に…

地方鉄道の知恵<第2回・前編>(起稿班研究第三号・その3)

全国各地には多くの地方鉄道が分布しており、その中には経営に苦しんでいるところが少なくない。しかし、地方鉄道の中には地元自治体と協力し、客離れなどへの対策を施すことで好調を維持している鉄道もある。今回はひたちなか市で営業されている「ひたちな…

5/28 信号トラブル発生中の学研都市線のレポート

5月28日に四条畷駅で発生した信号トラブルにより、この日の学研都市線のダイヤは大幅に乱れました。この記事では、その日に運転された珍しい行き先の列車の写真などを通して状況を振り返ります。

山陽6000系細評②(車両研究紹介・その2)

4月27日にデビューしたばかりの新型車両山陽6000系についての記事です。 今回は座席や網棚・空調機器を中心に紹介しています。

山陽6000系細評(車両研究紹介・その1)

4月27日にデビューしたばかりの新型車両山陽6000系についての記事です。 今回は車体概要や扉開閉の個別扱いなどについてとなっています。

<特集> 2016年春ダイヤ改正 阪急神戸線⑤<比較編> (特集第一号・番外編その12 <最終>)

阪急神戸線ダイヤ改正による実際の変化を調査し、簡単にまとめて見ました。

<特集> 2016年春ダイヤ改正 追加編(特集第一号・番外編その11)

今まで本編では触れてこなかった会社(神戸新交通・福井鉄道・えちぜん鉄道・東急・東武・西武)のダイヤ改正の内容をまとめてお伝えしています。

最後の定期寝台急行列車「はまなす」のラストラン

ついに最後の定期寝台急行列車「はまなす」がラストランを迎えました。部長が青森駅に出向いて最後のはまなすの出発を取材したツイートをまとめてご紹介しています。

<特集> 2016年春ダイヤ改正 青春18きっぷによる津軽海峡間の連絡(特集第一号・番外編その10)

北海道新幹線開業に伴い、青春18きっぷ等での津軽海峡間の移動に関しては大幅に変わることになります。今回は発売された時刻表をもとに、改めて青春18きっぷを利用した津軽海峡間の乗り継ぎパターンについて考察していきます。

<特集> 2016年春ダイヤ改正 阪神・山陽⑤<詳細分析編4> (特集第一号・番外編その9)

2016年春ダイヤ改正詳細分析編の続きですが、今回は阪神本線下りの始発~朝ラッシュ時間帯序盤 を順番にお伝えします。

<特集> 2016年春ダイヤ改正 阪神・山陽④<詳細分析編3> (特集第一号・番外編その8)

詳細分析編の続きですが、今回は阪神本線上りの昼間パターンダイヤからを順番にお伝えします。

<特集> 2016年春ダイヤ改正 阪神・山陽③<詳細分析編2> (特集第一号・番外編その7)

詳細分析編の続きですが、今回は阪神本線の朝ラッシュ中盤から昼間パターンダイヤまでを順番にお伝えします。

<特集> 2016年春ダイヤ改正 阪神・山陽②<詳細分析編1> (特集第一号・番外編その6)

今回は阪神電車のダイヤ改正についてです。阪神電車ダイヤ改正に関しては特集第一号その14でも述べましたが、今回から詳細分析編として各列車から運用に至るまでを掲載します。今回は上りの始発から朝ラッシュ序盤までです。