<特集> 2016年春ダイヤ改正 青春18きっぷによる津軽海峡間の連絡(特集第一号・番外編その10)
本日(3月18日)が4月号の時刻表の店頭到着日だったので、時刻表を入手しました。
ダイヤ改正の記事でもお伝えした通り、蟹田~木古内の乗車券のみで特急に乗車できる特例が廃止となるため、青春18きっぷで津軽海峡区間を利用する場合はオプション券を購入する必要が生じました。
なお、そのオプション券の効力は次の通りです。
- 北海道新幹線の奥津軽いまべつ→木古内と道南いさりび鉄道の木古内→五稜郭、もしくはその逆方向の片道1回限り有効
- 新幹線では普通車の空いている席に座ることのみ可能。
- 道南いさりび鉄道内では両端を除き途中下車は不可。
今回は、オプション券を使用する際に使える乗り継ぎをまとめました。
木古内での接続はだいたい30分から1時間強になっておりそこまで不便ではないのですが、奥津軽いまべつでの接続が下り朝の1本を除いてすべて1時間以上、2時間半待ちも存在するという状態で非常に使いづらいものとなっています。これは、津軽線の本数が少ないことから前々から懸念されていたことではあるのですが、ここまでとは思っていなかったために非常に驚いています。
また、青函間の所要時間は最速となるはやて93号の乗り継ぎでも5時間弱、最長となるはやぶさ16号の連絡では7時間以上かかっています。フェリーを利用した場合は所要時間が3時間40分~4時間(但し港と駅との間にかかる時間を考慮する必要がある)、運賃が最安で2000円ですので鉄道を利用する場合はフェリーよりかなり遅く、料金も時間のことを考えると鉄道のほうが割高になっています。
なお、東日本・北海道パスでは、特定特急券を利用することで北海道新幹線の新青森~函館間が利用できますが、特定特急料金・道南いさりび鉄道の運賃は以下の表の通りになっていますので、青函間でどのルートを使用するかは前後の乗り継ぎなども考えて検討するとよいかと思います。
1310 |
2800 |
3930 |
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1490 |
2800 |
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1310 |
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今回の記事は以上です。
執筆:No.6902
校正:部長補佐(No.7005)
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