京阪5000系 45周年記念ヘッドマーク掲出中!
1970年に川崎重工より第1編成がデビューした京阪5000系は、2015年に45周年を迎えました。京阪5000系は、1960年代に京阪本線の利用客が著しく増加する中で、架線電圧600Vという低電圧や駅施設の8両編成対応化の遅れ、複々線区間の短さ(当時は天満橋~守口市のみ)といった問題を抱えつつも輸送力増強を図るために登場し、最終的に7連×7本が製造されました。
具体的には、
・全車5扉車とし、そのうち2扉について閑散時間帯は扉上部に収納していた座席を出し、着席機会を向上させる「座席昇降機能」を搭載
・京阪の車両として初、全国的に見てもまだ採用例は少なかった「アルミ合金製軽量車体」を採用
・その他、全電気指令式ブレーキ、集約分散式ユニットクーラ、ヒートポンプ式クーラによる暖房などを京阪の車両として初搭載
などなど、意欲的に新機軸が盛り込まれた車両でした。
現在、7編成49両全てが現役(うち1両は1980年に発生した京阪置石事故による廃車に伴う代替車両)ですが、2015年12月26日(土)から2016年3月27日(日)にかけて、45周年記念ヘッドマークが装着されています。
(↑ヘッドマークデザイン。5000系の5扉車という特徴を図案化している。)
今回、全7編成を撮影致しましたので、紹介させて頂きます。
5551F @西三荘 2016/1/19
5552F @西三荘 2016/1/19
5553F @西三荘 2016/1/19
5554F @萱島 2016/1/19
5555F(5555号車は有名なゾロ目ナンバー) @西三荘 2016/1/19
5556F @萱島 2016/1/19
5557F @西三荘 2016/1/19
ぜひともこの機会に乗車・撮影してみてはいかがでしょうか。
執筆・写真:No.7203
校正:部長補佐(No.7005)