灘校鉄道研究部公式ブログ

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灘校鉄道研究部設立のおはなし

現在、50周年記念行事に関係して、様々な学校関連の刊行物を見せていただき鉄研関係の記述がないか調査を進めています。今日はその調査の結果から生徒会誌の調査結果の一部をこの場で皆様にご紹介したいと思います。

 

生徒会誌は今年の2月で発行されたもので55号になります。現在の会誌はいろんな生徒が様々な記事を書いています。科学オリンピック各種への参加録や合宿の記録もありますが、個人・有志の面白い記事も多々ありますのでまた機会があれば触れてみたいと思います。ですが、これも時代をさかのぼると大分変わってきて、古い会誌では編集委員会(会誌委員会)側の特集記事が目立ったりと、また違ったおもしろさがあります。

 

さて、今年で50周年を迎えることからおわかりかとは思いますが、鉄道研究部の創設は1965年8月です。これは地理歴史研究部(地歴)から独立した時と説明されていますが、鉄研前進となる組織には、物理研究部模型班というものもあったようです。生徒会誌の記念すべき創刊号(1964年4月10日発刊)によれば、物化研究部という組織が物理研究部と化学研究部にわかれて物理研究部が設立されたのは1951年頃とのことで、模型班ができたのはこの少し後のことのようで、図書室などで研究活動を行っていたと記されています。

新制9回生の頃、つまり丁度60年前頃に非常に発展していた時期があり、阪神電車の車庫の見学等を行うなど、鉄道要素も見受けられます。このほかにもレイアウトが1963年に一新されて動くようにはなったという記述もありました。試行錯誤してなんとか動かそうとした努力が想像できますね。

 

今日はここまでです。次回は鉄研が設立されてからの生徒会誌の内容を見ていこうと思いますので、お楽しみに。

 

50周年記念行事実行委員会記念誌課課長(7005)