片町線の駅名標デザイン更新について
2014年8月のプレスリリースにおいて公表された、JR西日本近畿・広島エリアにおける路線記号の導入、及びラインカラー適用範囲の拡充計画。路線図などで灰色表示だった路線にもラインカラーが導入されることになり話題を呼びましたが、一方で、ラインカラーが変更となる路線も2本ありました。1つは桜島線(環状線と同色の「赤」→「紺」)、そしてもう1つの路線が片町線(学研都市線)です。更新前は
というカラーリングで区別化されていたのですが、この計画により
と、東西線に片町線が合わせる形で統一されました。そして、この更新に伴う形で各種サイン類が変更されました。駅名標のデザインも例外ではなく、自立タイプのものに関しては既にピンク帯に変更済みです。
(自立タイプ駅名標の例)
さらに今回、自立タイプ駅名標の更新に続き、行灯式(壁設置タイプ・吊り下げタイプ)の駅名標もピンク帯に更新されたことを確認しました。
(上:壁設置タイプの例 下:吊り下げタイプの例)
確認したところ、適用範囲は京橋~長尾間のうち住道駅・四条畷駅を除く全駅の模様です。今回適用外となった駅も、そう遠くないうちに更新されるかと思われます。
(適用区間内のうち黄緑帯で残った2駅)
なお、放出駅に関しては、片町線と共におおさか東線の駅名標も更新されています。具体的には、片町線と共通色(黄緑)だったものが独立し、ラインカラーに合わせた紺色帯になりました。
以上です。
※駅名標の種類別の名称について、筆者が独自に命名・分別していることをご了承下さい。
執筆:副編集長(No.7203)