灘校鉄道研究部公式ブログ

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7.接近メロディー 【2020年灘校鉄道研究部部誌「どんこう」】

接近メロディー

中学2年 No.7705

 

~初めに~

 私が、文化祭でこの部誌を配ることを前提としたこの記事の前書きを書き直している4月16日現在(もともとの前書き、そして本編は3月初旬に書きました)、テレビをつけると新型コロナ関連のニュースばかりやっています。皆さんがこの記事を読んでいるときには果たしてどうなっているのでしょうか?それにしても、今年度は文化祭が中止になってしまってしまいました。非常に残念ですが、仕方がありません。世の中も今は大変ですから・・・。無事収束し、来年の文化祭を通常通り楽しく開催されればよいものです。さて、皆さん、今このブログを読んでいる人は毎年のように文化祭にくる人も多いのではないのでしょうか。そんな文化祭には皆さん何で来られますか?JR?阪神?阪急?はたまた車?まあ、いろいろな方法があるでしょう。ところで、JRを使っている人は住吉駅を使う人も多いでしょう。そんな普段の住吉駅は、子供の騒ぐ声だけでなく、「2番乗り場に電車が参ります」だとか、「The rapid service・・・」などといった放送、ないしは新快速の通過音など、さまざまな音であふれています。 そんな駅で、電車が接近してくる時に、なんか音が聞こえてきます。それが今回書く接近メロディー。(といっても多分みんな知っているとは思いますが。ちなみにウィキペディアには、「接近メロディーは、主に鉄道駅において利用者に列車が接近することを知らせる音楽あるいはそのシステムである」と書いています。) 今回は、主に京急線のことを書きます。書くことのうち大抵はネットで調べたら出てくるような「知識」であまり面白くないかも知りませんが、読んでくだされば幸いです。

 

~接近メロディーの種類~

 一口に接近メロディーといっても、放送の前に流れるタイプのもの、放送のあとに流れるものなど、多くの種類があります。名前も、入線メロディー(自動放送のあとに電車が停車するまでの間流れているタイプ)や到着メロディーなど用途によって細かく使い分けられています。ただ、今回は比較的広い意味での接近メロディーのことを書いていきたいと思います。

~接近メロディーの紹介~ 

京急線

 京急線の接近メロディーは、曲が長く、また、多くの駅で(※ただし、多くといっても全体の20%ぐらいしかオリジナル曲を使っておらず、以下で紹介する駅以外はモーツァルトの6つのレントラー舞曲第一番というものを使っています)アレンジがされていて多種多様なのが特徴といえます。大体僕の感覚でいうと、どんな駅でも最低10秒はあります(精密に計ろうとしたことはないのでよくわかりませんが)。また、大半の駅でどこかの音楽グループや歌手の歌が使われていて、かつ上り下りでサビとAメロを使い分けるなど、聞いていて飽きません。

それでは、京急線で使われている接近メロディーを駅ごとに紹介していきます。

 

品川駅…くるり赤い電車」   

 北品川駅の北にあることで有名な品川駅ですが、京急にとって東京側の主要駅でもあるため、くるり京急のオファーを受けて作った、京急のテーマソングであるこの曲を使っています。この駅では、1番線(下り線)でサビ部分、2番線(上り・泉岳寺方面)と3番線(一部の下り)で別の部分を使っています。ちなみに原曲のYouTubeを見ると、ドレミファインバーターのドレミの音が聞けるなど、なんかいろいろ面白いので是非どうぞ。

 

青物横丁駅島倉千代子「人生いろいろ」

 「人生いろいろ 男もいろいろ 女だっていろいろ先乱れるの」というサビの部分で有名な歌です。(こう言われて、うんうんと頷けるあなたは多分昭和生まれ)有名といっても、多分この曲は平成生まれの小学生は知らないと思います。この曲のように京急は、おじさん・おばさん世代、ないしはおじいさん・おばあさん世代にとって懐かしい曲が多いです。話題を本題に戻します。この駅は、品川区の主要駅なので、品川区出身の島倉千代子の代表曲を使っています。1番線(下り線)でサビ、2番線(上り線)でAメロを使っています。まあ、若い人にとっては「何やこの歌。こんな歌誰が知るか」と思ったかも知れませんが、一度聞いてみてください。

 

立会川駅…スティーブン・フォスター「草競馬

 1850年、日本がまだギリギリ江戸時代であるときに作られたかなり古い歌です。(何故京急はこんなに古い歌が好きなのか?)1番線(下り線) でサビ、2番線(上り線) でAメロが流れます。近くに大井競馬場があるのでこの曲を使っているようです。ご存知の方も多いと思いますが、加古川駅などでも別のバージョンですがこの曲を使っています。

 

平和島駅デューク・エイセス「いい湯だな」

 多分昭和中期ごろに生まれた、今40~50代の人には、ザ・ドリフターズが歌っていた印象があると思いますが、これの元歌バージョンです。(今の子はドリフさえ知らない?)この歌は本来デューク・エイセス(誰やねん)が、「ご当地の歌」として、47都道府県それぞれのご当地ソングを使っていたものの内、群馬県ご当地ソングとして作られたものですが、前述のようにドリフがカバーしたので多分それを皆さん知っていると思います。1・2番線(下り線・この駅は、品川を出て鮫洲に続く2つ目の待避可能駅なので乗り場が2つあります。)でAメロ、3・4番線(上り線)でサビ部分を使っています。この駅の近くに平和島温泉クアハウス(現天然温泉平和島京急グループが管理している)という都内の温泉施設の先がけとなる施設があるから採用したとのこと。(群馬全然関係ないじゃん!)単なる宣伝としか思えないような曲選びですが……(しかも直線距離は隣の大森海岸の方が近そう)ちなみに、昔のくろしおは紀伊勝浦駅到着時に、別のバージョンですがこの曲を使っていたみたいです。

 

京急蒲田駅ラッツ&スター夢で逢えたら

 また、おじさん世代の歌ですね。どうやら、昭和後期から平成初期の頃は人気もあり、紅白歌合戦にも出たことがあったみたいです。まあ、原曲もいい(僕のような人に歌の良しあしなんてわかりませんが)と思いますし一度聞いてみてはいかがでしょうか。

 京急蒲田駅(京急まで入れたのが正式名称)は、空港線が分岐しているということもあり、「蒲田要塞」と呼ばれるほど駅構造が複雑なことで有名ですが、同時に大田区の中心駅でもあります。そのため、大田区出身である鈴木雅之桑野信義が所属するラッツ&スターの曲を使っているようです。3階ホーム(本線下り・品川からの空港線へ行く電車)でAメロ、2階ホーム(本線上り・横浜からの空港線へ行く電車)はサビ部分を使っています。

 

羽田空港第3ターミナル駅SEKAI NO OWARIDragon Night

 この駅は、今から2、3月前に「羽田空港国際線ターミナル駅」から改名しました。さて、曲は今回こそちゃんと新しいです。SEKAI NO OWARIのメンバーのFukaseやNakajinnなどが大田区出身であり、このグループも大田区を拠点に活動してきたことから採用されています。なお、駅開業5周年を記念してこの曲に変わるまでは、アジア地区で人気があり、日本に来たと感じてもらえる歌としてSMAPの「世界に一つだけの花」を使っていました。尚、1番線(下り)でAメロ(間奏)を2番線(上り)でサビ部分を使っています。

 

羽田空港第1・第2ターミナル駅くるり赤い電車

 先程の駅と同じように「羽田空港国内線ターミナル駅」から改名しました。(なんだか、わかりにくくなったように感じたのは私だけ?) 品川駅1番線と同じ曲を使っています。尚、この駅はほかの駅に先駆けて接近メロディーを導入していました。

 

京急川崎駅坂本九上を向いて歩こう

 1963年の曲、おじいさん世代の曲ですが、この歌は今でも有名ですね。坂本九川崎市出身であることから使用しています。なおこの曲はこの駅のみならず、JR川崎駅やJR友部駅(彼が戦時中友部駅のある笠間市疎開していたことから)でも発車メロディーとして使われています。なお、4・5番線(下り線・1~3番線は大師線ホーム)でAメロ、6・7番線(上り線)でサビ部分を使用しています。ちなみに、この駅の本線ホームの発車標は、今では珍しい反転フラップ式を用いています。(ちなみに……川崎土産は大師巻がおすすめ。川崎とは一切関係ないですが、Max coffeeという飲み物はおいしいのでおすすめです。)

 

港町駅美空ひばり港町十三番地

 美空ひばりといえば、最近NHKがなんかAIを使って復活させようとしていましたね。((何だか批判も多いようですね。個人的には他のところに金を使えやと思いましたけどね)1957年の歌なので、さっきより古い歌ですね。美空ひばりもおじいさん世代ですからね。彼女が所属していた日本コロムビアの川崎工場が近くにあること、この駅の周辺が舞台であること(名前からして自明ですが)からこの曲が使われています。1番線(下り線)でAメロ、2番線でサビ部分を用いています。なお、この駅はコーラスが一回しか流れません。

 

生麦駅ライザ・ミネリニューヨーク・ニューヨーク

 この曲は、映画「ニューヨーク・ニューヨーク」のために書き下ろされた歌みたいです。(誰が知るか!) ではなぜこんな曲が使われたかというと、この駅の近くにキリンビール横浜工場があり、そのキリンのCMソングとして使われているからとのこと。(島本駅のライバル) そのためキリンのCM曲が槙みちる (1960年代を代表するアイドルらしい。またおばあさん世代の人…) の「若いってすばらしい」だったころは、やっぱり「若いってすばらしい」を使っていたみたいです。1・2番線(下り線) で当初はオルゴールver.のちにクラシックver.を使い、3番線(上り線) ではその逆が使われています。これもなんだか宣伝のような選曲ですね…

 

横浜駅いしだあゆみ「ブルー・ライト・ヨコハマ」

 これまたおじいさん世代。平成生まれの人は知らない歌が多いですね。ただ、この歌は比較的有名で、横浜の人からも「横浜のご当地ソング」として認識され、慕われているようです。そのような歌であるため、横浜駅で使われています。(選曲理由がさっきの駅よりよっぽど良い)1番線(下り線)でAメロ、2番線(上り線)でサビ部を使用しています。ちなみに、この駅は比較的音が聞こえやすいです。この駅を使うことがあればどうぞお聞き下さい。

 

井土ヶ谷駅ケツメイシ「さくら」

 久しぶりに新しめの曲です。このグループのリーダーの大蔵が井土ヶ谷「出身」であることから採用されているとのこと。(ケツメイシウィキペディアを見ると、彼は東灘区「生まれ」となっています。ちなみに、このグループは四人なのですが、彼をいれて四人のうち三人が神戸市生まれだそう。)1番線(下り線)でAメロ、2番線(上り線)でサビ部分を使っています。

 

上大岡駅…ゆず「夏色」

 この駅、平仮名で書くと「お」が三つ連続していますね。まあ、そんなことはともかく、この曲は誰でも知っているでしょう。ゆずの出身地に近いことから採用されているとのこと。1・2番線(下り線)でAメロ、3・4番線(上り線)でサビ部分を使っています。訪れる機会があれば聞いてみたらいかがでしょうか。

 

金沢文庫駅小田和正「MY HOME TOWN」

 この金沢文庫の駅は、始発電車が多かったり、増解結が多かったりと京急にとって主要駅の一つであるといえます。それは、この駅の近くに金沢検車区があるからで、そのことでこのあたりは有名かもしれません。さて、歌の方はおじいさん世代の歌に戻ってきました。ただ、彼はまあまあ有名みたいですね。(でも小学生にはやっぱり面白くないかな)この歌は、彼が自らの出生地である横浜市金沢区を思って作って歌であることから、採用されています。(でもこの歌の歌詞に「できたばかりの根岸線で君に出会った」と思いっきりライバル路線が入っていますがね……でもそんなに気にすることではないですかね?)1・2番線(下り線) でAメロ、3・4番線(上り線)でサビ部分を使っています。

 

金沢八景駅…EXZLE「道」

 八景島シーパラダイスに行ったことのある人はこの駅を使ったことがあるかもしれません。この駅は逗子線も分岐しています。この曲は新しく、知っている人も多いかもしれません。(灘校生の大半が好きである女子高生に人気であろうグループの歌ですからね)EXZLEのリーダーのHIROさんが卒業した横浜市立金沢高校が近くにあることから採用されています。(わざわざ「道」を選んだのはこの曲が卒業ソングとして著名であるから。)1・2番線(下り線) でサビ部分、3・4番線(上り線) でAメロを使用しています。

 

逗子・葉山駅…キマグレン「LIFE」

 この駅は、前の羽田空港の駅と同様に、「新逗子駅」から改名しました。(この駅以外にも、花月園前駅花月総持寺駅に、産業道路駅大師橋駅に、仲木戸駅京急東神奈川駅に改名しました。なんか「総持寺」が入る駅がまた一つ増えたような…)この駅は、日中のエアポート急行の終着駅で、ここに「葉山」という観光地の名前をいれて利用客アップをはかるようです。(知っている人も多いと思いますが、京急は「葉山女子旅切符」というお得な切符を売ってます。(※男性でも使えますよ)多分それの宣伝的な意味もあるのかな?でも、中身はいいと思いますし、これを機に東京の方は一度使ってみてはいかがでしょうか?) 本題に戻ります。この「キマグレン」は逗子市出身であるため、このグループの代表曲であるこの曲を採用したみたいです。なお、逗子線は複線ですが、この駅構内は単線なので、乗り場が一つしかなく、アレンジは一通りだけです。この駅を使ったとき、少し意識してみたらいかがでしょうか。(ただ、この駅の接近メロディーは一回強ぐらいしか流れないことが多く、音量も小さいので聞きにくいかも) 原曲もなんだか励まされますし、是非一度原曲も聞いてみてはいかがでしょうか?

 

追浜駅…「熱き星たちよ

 この曲は、横浜DeNAベイスターズの球団歌です。この駅近くの追浜公園内に、2018年11月、DeNA京急横須賀市によって、DeNAの二軍の本拠地となる「DOCK OF BAYSTARS YOKOSUKA」が新設されることに伴い、採用されました。(そのため、この駅にこの曲が採用されたのは比較的新しいです。)2軍の球場の最寄り駅に球団歌というのはなんだか変な気もしますが……。ちなみに、この曲は、JR関内駅、地下鉄関内駅でも発車メロディーとして使われています。 (関内は1軍の本拠地の最寄り駅。なお、みなとみらい線日本大通り駅においても使われていました。こんな感じで六甲おろしもどこかの駅で使えばいいのに……)

 

横須賀中央駅山口百恵横須賀ストーリー

 「これっきりこれっきりもうこれっきりですか」という歌詞は聞いたことがありますか?この曲も1976年にリリースされた、おじいさん世代の歌です。(ここから先の駅は古い曲のみです。) 山口百恵さんは、皆さん知っているでしょう。(鉄道関連でいくと、国鉄が宣伝のために使った「いい日旅立ち」も彼女の歌) さて、この「横須賀ストーリー」は、「いい日旅立ち」に並ぶ彼女の代表曲で、彼女が小学生から中学生の頃に過ごした横須賀を歌った歌であることから採用されています。1番線(下り線)でAメロ、2番線(上り線)でサビ部分を使っています。

 

堀ノ内駅渡辺真知子かもめが翔んだ日

 またおばあさん世代の歌です。まあ紅白にも二回出ており、有名な歌手ではあるようです。(平成生まれには昭和の人はわからない)そんな彼女は横須賀市(その中でも当駅近辺)出身で、なおかつ駅のホームから海が少しだけ見えることから選んだようです。1・2番線(下り線)でBメロ、3・4番線(上り線)でサビ部分を使っています。

 

浦賀駅伊福部昭ゴジラのテーマ」

 皆さんゴジラは知っているでしょう。そのゴジラといえばこれ、という音楽がこの駅の接近メロディーに使われています。(若干説明がわかりにくいと思いますが、「浦賀駅接近メロディー」って調べたら、多分わかります。) どうやら、浦賀駅近くの観音崎付近にあるたたら浜にゴジラが初上陸したので、採用しているようです。(ただ、映画中では単に「観音崎北東15マイルの海中を北西に向け移動中のゴジラを発見」と言われているだけで、実際は北品川の八ツ山橋付近といわれています。ちなみに、そのたたら浜には、ゴジラの足跡や、「ゴジラが初出現」と書かれた案内板がある模様。) なお、この駅は一種類のメロディーしか使われていません。(ちなみに、この駅は本線の終着駅ですが、快特などほとんどの優等列車堀ノ内駅で分岐している久里浜線の方に行ってしまうので、ほぼすべての列車は普通電車で、日中の普通も多くがここで折り返します。また、ペリーが来航したことで有名な場所でもあります。)

京急久里浜駅山口百恵秋桜

 ここから先は京急久里浜線の駅です。さて、また曲は山口百恵さんのものになりました。(横須賀市山口百恵さん好きですね~)まあ、どれもいい曲だとは思いますが……。当駅付近にあるくりはま花の国のコスモスをイメージして選ばれたとのこと。1・2番線(下り線)でAメロ、3・4番線(上り線)でサビ部分を使っています。なお、ここより先京急長沢駅までは単線です。

 

三浦海岸駅山本コータローとウィークエンド「岬めぐり

 作者名が長いですね。この歌もおじいさん世代で、そこまで有名でないので知らない人も多いかもしれません。ただ、僕はこの歌は好きですし、一度聞いてみたらいかがでしょうか?なお、この曲の舞台が三浦半島とされているのでこの駅で使われています。(ただし、曲の舞台が三浦半島と考えているのはそこの住民だけで、実際に作詞した山上路夫は日本各地の岬を歩いてきた総合的なイメージをもとに書いたとのこと。)1番線(下り線) でサビの後半部分、2番線(上り線)でサビの前半部分を使っています。

 

三崎口駅北原白秋城ヶ島の雨」

 この駅は、京急久里浜線の終着駅で、関東地方の大手私鉄の駅の中で最も南にあります。三浦市の中心地である三崎への最寄り駅でもあります。作品名の中の城ヶ島は、この三浦半島の先にある小さな島です。この作品は、1913年に作られました。(100年以上前……。でも、今回一番古いのは立会川駅草競馬。残念。) どうやら、北原白秋は、城ヶ島を好んで訪れていたようです。そのようなこともあり、当駅でこの曲が使われています。なお、一種類のアレンジしか使われていません。また、この駅は、2017年にこの曲に変わるまで、「岬めぐり」を使っていました。(このとき三浦海岸駅で「岬めぐり」が使用されはじめまし。また、三崎口駅で使われていた岬めぐりは、三浦海岸駅のそれのサビ前半部分すべてとサビ後半部分の前三割を合わせたぐらいのものでした。) ちなみに、御存知の方も多いかもしれませんが、先ほどの「逗子・葉山駅」同様に、この駅も「みさきまぐろきっぷ」というお得な切符もあります。

 

※今はもう使われていませんが、梅屋敷駅SMAPの「さかさまの空」(この曲が主題歌に使われた朝ドラ、「梅ちゃん先生」の梅つながりから、って森ノ宮駅より決め方雑……)、川崎大師駅美空ひばりの「柔」を使っていました。また、品川駅や横浜駅では、羽田空港行き列車の接近時「空港風チャイム」というものが流れます。また、列車通過時には、通過警告音として、北新地駅のホームドアが閉まるときの音が鳴ります。(関西の駅でホームドアが開くときの音は、あまり関東では使われていません。)

 

京急 接近メロディーいろいろ

・スイッチの塩塚博(発車・接近メロディーを多く作っている方)が編曲しました。ただし、「赤い電車」だけは、くるりの岸田さんが編曲をしています。

・接近放送が流れるスピーカでなく、ホームにある発車標の下にあるところから接近メロディーが流れます。そのため、接近放送と接近メロディーは独立して流れます。

 

 

 

 ②京王線

京王線の接近メロディーは、先ほどの京急線と違い、接近放送の前に短く流れるタイプで「接近放送の予告メロディー」みたいなものと考えてもらったらわかりやすいでしょう。それでは、紹介していきます。なお、このメロディーが導入されてない駅では、汎用メロディーが上り用下り用でそれぞれ使われています。また、上り下りそれぞれの通過メロディーもあります。

 

新宿駅京王ライナー入線時…京王ライナー入線曲

 京王ライナーの車内チャイムの短縮版。京王ライナーが発着する2番線しか使われません。

初台駅…1番線はガーランド・ワルツ、2番線は凱旋行進曲

 新国立劇場の最寄り駅であることから使われています。なお12月の間は、くるみ割り人形の行進曲に変わっています。

明大前駅明治大学校歌

 1番線でサビ、2番線で冒頭部分を使用しています。なお、井の頭線では使われていません。

仙川駅…おもちゃの兵隊のマーチ

 キューピー3分クッキングの曲です。この駅の近くにキューピー仙川工場が昔あり、その関連施設があることから使われています。このメロディーは、仙川駅の近くにある桐朋学園の音楽の先生がつくったとのこと。

つつじヶ丘駅…思い出のアルバム

 1・2番線でサビ部分(最後の部分)、3・4番線でAメロ(冒頭部分)を使っています。この曲を作った本多鉄磨が、この駅が最寄である常楽院の住職であるなど、関わりが強いことから採用されています。なお、メロディーは桐朋学園大学音楽学部の先生が演奏したものだそうです。

柴崎駅…今日の日はさようなら

 1番線で末尾の部分、2番線で冒頭の部分を使っています。作者金子詔一がこの辺りを中心にボランティア活動などをしたことから、採用されています。これも、桐朋学園大学音楽学部の先生と生徒が演奏したものを使っています。

布田駅…いつまでも夢を

 1番線で末尾の部分を、2番線で冒頭部分を用いています。映画「いつでも夢を」の撮影がされた日活調布撮影所の最寄り駅であることから採用されています。なお、このメロディーは作曲家周防義和が制作したものを使っています。

調布駅…ありがとう

 1・2番線で末尾の部分(多分)、3・4番線で冒頭部分(多分)を使用しています。ここ調布市が朝ドラ「ゲゲゲの女房」の舞台となったことからそれの主題歌であるこの曲を採用しています。(このドラマ、なんか半年ぐらい前に再放送していましたね)桐朋学園大学音楽学部の学生が演奏したものを使っています。

飛田給駅…1番線で東京ブギウギ(クリアアサヒのCM曲)、2・3番線でYou’ll never walk alone

 FC東京の本拠地である味の素スタジアムの最寄り駅であることから、得点時に歌われる「東京ブギウギ」と、試合開始前に歌われる「You’ll never walk alone」を接近メロディーとして採用したようです。なお、土屋礼央氏がこのメロディーを制作したようです。

 

府中駅…1・2番線でぶんぶんぶん、3・4番線で府中小唄

 ぶんぶんぶんは、この歌を訳した村野四郎氏が府中市出身であることから採用されています。

聖蹟桜ヶ丘駅カントリーロード

 1番線でAメロ部分、2番線でサビ部分を使っています。映画「耳をすませば」で出てくる駅のモデルがこの駅と考えられていることから採用されています。(この映画を用いた町おこしの一環であるようです。)

京王八王子駅…1番線でヒーロー、2番線であとひとつ

 FUNKY MONKEY BABYSが八王子市出身であることから使われています。なおこの駅は京王を入れたものが正式な駅名です。(『あとひとつ』は去年の合唱コンクールで当時の中二の何組かが歌っていましたね。我々の下手すぎる歌とは比べものにならない上手さで、感動しました。)

京王多摩川駅Shall we dance?

 布田駅と同時に導入されました。1番線で末尾部分、2番線で冒頭部分を使用しています。映画「Shall we ダンス?」の撮影がされた角川大映スタジオの最寄り駅であることから採用されています。このメロディーも、作曲家周防義和駅が制作しています。(布田駅とよく似ていますね)

稲城駅…1番線でWith you、2番線でVictory

 稲城市をホームとするサッカーチーム「東京ヴェルディ」のクラブソングを採用しています。また、上り列車が発着し、朝ラッシュの人が使う2番線では、試合の開始時の音楽であるVictoryを使うなどといった配慮もなされているようです。

京王多摩センター駅…ピューロマーチ

 1・2番線と3・4番線で採用されているところが違います。この駅が最寄であるサンリオピューロランドのテーマ曲を採用したようです。

高幡不動駅(1番線の動物園線)・多摩動物公園駅…森のくまさん、うさぎとかめ、動物の謝肉祭より、第一曲「序奏と獅子王の行進曲」と第五曲「象」

 これら四つの曲がランダムに流れます。京王れーるランドアネクッスの開業に合わせて、動物関連の四つの曲を採用しました。

久我山駅…1番線で山のワルツ、2番線でおはなしゆびさん

 京王100周年を記念したポスター「京王沿線物語」にも乗った、久我山に住む湯山昭氏の代表曲を採用しました。本来は2013年12月から2014年12月の一年間のみの使用だったのですが、その後も使われ続けています。

 

※昔は永楽電気の「野ばら」や「牧場の朝」が使われていました。(牧場の朝の方は、箱根ヶ崎駅で使われています。永楽電気のメロディーがどんどん消えていってしまう……)

 

~終わりに~

 今回の記事は主に京急線の接近メロディーのことを書いてきました。京急線のところでは鉄道に全く関係ない音楽紹介が多かったり「いかがでしょうか?」という偉そうな言葉をたくさん書いてあったり、逆に京王線の方がものすごく雑な文章だったりと相当読みにくかったと思います。来年からはもう少しまともの文章を書こうと思います。とりあえず、下手な文章でしたが、お読みいただきありがとうございます。