灘校鉄道研究部公式ブログ

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1.夏期取材旅行の記録 Vol.12:五日目オプション[男鹿線班] 【2020年灘校鉄道研究部部誌「どんこう」】

日目 30日 オプション

男鹿線

 おはようございます。5日目、朝5時15分です。今日は朝、男鹿線を往復してくるというオプションがあり、二十数人の人が参加していました。それについて書かせていただきます。6時15分にホテルのロビーに集合した面々は、点呼を取り秋田駅を目指します。ホテルを出ると雨が降っています。この旅行では雨に悩まされることが多いです。「今日も雨かぁ」とため息をつきながら歩いていると、秋田駅に到着です。

 

 秋田駅の6番ホームからキハ40系に揺られて出発。車両には昔ながらの行先標がかかっていました。昨日、津軽線キハ40に乗ったときは、晴れていて窓を開けることができとても気持ちがよかったのですが、今日は雨なので景色もよく見えず、窓も開けられないので、ここで朝食をとります。幸い車内は空いていてボックス席を1人で占領できました。雨がすこし小ぶりになってきたので、景色を見たかったのですが窓が曇っていて、あまりよく見えません(言い訳)。まあ、田んぼと荒地の中に、民家が点在しているような、田舎の風景でした。1時間弱で男鹿駅につきました。降りてもまだ小雨がふっていました。男鹿駅は昨年駅舎が改築されていてホームから、旧駅舎も残っているのが見えました。新駅舎は、コンクリート造りの近代的な建物で、ちょっと不自然な感じもしました。

 旧駅舎は、木造の想像していたような建物でした。駅名標を見ると、なまはげが書いてあります。駅の待合室にもなまはげの像がありました。「なまはげの町にきたのだなぁ」と思いました。

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駅の待合室のなまはげ

 わずか6分の滞在で男鹿駅をあとにします。帰りも同じ列車です。折り返し区間なので睡眠をとることにしました。気が付くと秋田駅に到着していました。

 秋田駅で一旦解散します。僕は奥羽線班なので、1時間自由時間がありました。僕は家族へのお土産「なまはげせんべい」と昼食を買いました。そして、男鹿線オプションに行かなかった他の中1(当時)、4人と合流し、集合場所に向かいました。秋田についたとき、向かい側のホームにEV-E801(男鹿線の新型車両)がとまっていました。今日乗ったキハ40もいつまでもつか少し心配になりました(のこしてほしいなぁ)。

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EV-E801系 @秋田駅

【文責 中学二年 No.7702】