阪神9000系9203Fがシングルアームパンタグラフに
阪神電車のダイヤ改正に関する記事を準備していますが、ダイヤ変更の全容を掴むのに時間がかかっている為、今回は阪神電車の車両に関する記事とします。
現在、尼崎車庫にて検査が行われている9203Fですが、2/23に神戸側ユニットが、一昨日には大阪側ユニットが車庫から綺麗になった姿を見せました。
一昨日時点では大阪側ユニットに冷房装置が取り付けられていない状態でしたが、パンタグラフが下枠交差型からシングルアームに交換されたことなどが確認できました。
(写真左:神戸側ユニット、右:大阪側ユニット)
(パンタグラフ取り付け部・写真左:下枠交差型、写真右:今回取り付けのシングルアーム型)
今後、編成を組成して試運転を行った後、運用復帰となる見通しです。
検査入場直前の9203F
阪神電車で現在シングルアームパンタグラフを装備しているのは、1000系、5550系、5700系、9300系に加え、9000系ですが、9300系は今回の9000系同様、下枠交差型から換装されたものです。9300系では非常にゆっくりとしたペースでシングルアームに替わっていきましたが、9000系はどの程度のペースで交換されるか動向が気になるところです。
(写真左:下枠交差型搭載時代、写真右:9300系で最初にシングルアームになった9401)
(写真左:大阪側の9401のみシングルアームだった時代の9501F、写真右:二基とも換装された後の姿)
執筆・写真:部長(No.6903)