南海線をダイヤ改正してみる(起稿班研究第一号・その7)
今回は夕ラッシュ上りダイヤの改正案について説明したいと思います。
(↑7100系と12000系サザン・プレミアム。12000系はサザンだけではなく泉北ライナーの運用にも入ります。 2015年9月12日、堺駅にて。)
ラピートβ運転時のダイヤは以下の通りです。
(30分ヘッド)
※和歌山港始発は適宜サザン・急行に設定します。
※りんくうタウン~関西空港でJRのスジと重なる場合は時間を1~2分ずらします。
本数は増便の必要性がないため日中と同じにし、泉佐野~難波は実質10分ヘッドにしていますが、ダイヤは岸和田での待避の都合上日中と異なります。まず普通の待避は尾崎・泉佐野・泉大津・浜寺公園・堺・複々線区間で行い、空港急行は岸和田で特急の待避を行います。空港急行の待避はラピートα運転時に発車時刻が不均衡になるのを防ぐために行います。急行は速達性確保のため待避を行いません。ただ、サザンは岸和田で空港急行と接続してしまうため、普通との接続はあまり良くないといえます。
ラピートα運転時のダイヤは以下の通りです。
(30分ヘッド)
このダイヤでは泉佐野でラピートの待避後に発車していた普通を空港急行発車後すぐに発車させ、貝塚でラピートαの待避を行います。また、空港急行も特急の待避を行いますのでラピートαの関西空港→難波の所要時間は現行ダイヤで最速の35分に統一しています(運転開始時の最速29分は停車駅変更が必要なので不可能です)。それ以外は1~2分程度の時刻の変更を除けばラピートβ運転時との違いはありません。
(↑泉佐野市内を走る50000系ラピート。後ろのビルはりんくうゲートタワービル。 2015年9月22日、井原里駅にて。)
次回からは朝ラッシュの改正案に入ります。
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執筆:No.7212
校正:副編集長(No.7005)