<特集> 南海線ダイヤ改正(特集第三号・番外編その1)
JRでは毎年3月にダイヤ改正が行われますが、南海本線・空港線では2017(平成29)年1月28日(土)にダイヤ改正が行われます(高野線のダイヤ改正はありません)。前回(2014年10月)の改正が大規模だったので今回はさほど大きな改正にはならないと思いますが、当記事では今回の改正の主な内容について、プレスリリースに沿った形で取り上げようと思います。
※以下、プレスリリースから一部文章を引用しています
①空港急行の8連運用の増加
現在空港急行は6両編成での運用が中心となっていますが、関西空港駅の利用者が急増しており列車・時間帯によっては大変混雑しています。このため、8両編成での運転本数が倍増されます。新型車両8300系の2次車には混雑緩和およびスーツケース等の荷物を置くためのスペースが設置されていますが、2次車は比較的空いている関西空港方に連結されているので今のところあまり効果が発揮されていないといえそうです…。
②早朝時間帯の利便性が向上します
・5時台の下り空港急行を増発
現在5時台の下り空急は平日難波5時15分・28分発、土休日難波5時10分・30分発と2本設定されていますが、さらに1本増発されます。
・土休日のラピートを増発
現在土休日のラピートの始発は下りは難波6:30発、上りは関西空港7:31発ですが、下り難波6:00発・上り関西空港7:06発がそれぞれ増発され、ラピートの始発が早くなります。また、αかβか明記されていませんが、βだと思われます。
③深夜時間帯の利便性が向上します
・23時台の上り空港急行を増発
現在23時台(どこの駅基準か分かりませんが、関西空港基準だと思います)の上り空急は平日関西空港23時5分・29分発、土休日関西空港23時12分・29分発の2本ですが、さらに2本増発されます。
・関西空港発の最終列車の発車時刻15分繰り下げ
現在関西空港発の最終列車は平日・土休日共に関西空港23:40発の普通ですが、上記の空急増発に伴い関西空港23:55発の空急が増発されるため、関空発の最終列車の発車時刻が15分繰り下げられます。
・ラピートを増発
現在平日のラピートの終発は下りは難波21:30発、上りは関西空港22:35発ですが、下り難波22:00発・上り関西空港23:00発がそれぞれ増発され、ラピートの終発が遅くなります。また、土休日のラピートの終発も現在下りは難波21:35発、上りは関西空港22:31発ですが、下り難波22:00発・上り関西空港22:55発が増発されます。こちらは平日・土休日共に下りはβ・上りはαだと思われます。
南海の変更内容は以上です。今回の改正は関空中心となっていますね…。新ダイヤが発表されたら、詳細記事を書く予定です。
執筆:No.7212
校正:部長(No.7005)