<特集> 2016年春ダイヤ改正 北陸②[三セク編](特集第一号・その25)
今回は北陸地方の第三セクター鉄道各線の改正内容をまとめてお伝えします。
【IRいしかわ鉄道】
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列車の増発
平日の夕通勤時間帯に金沢発津幡行きの列車が1本増発されます。現在は26分あいていた時間帯だったため、利便性が向上します。
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金沢発
東金沢着
森本着
津幡着
19:01
19:05
19:08
19:13
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編成両数の変更
富山11:42発金沢行き(金沢12:40着)の列車を2両から4両に変更します。
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特急と普通の乗り継ぎ時間の拡大
次の乗り継ぎにおいて、普通列車の時刻を変更することで乗り換え時間が拡大されます。
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ダイナスター3号→七尾行普通列車 (3分→5分)
このほか、特急「能登かがり火」の時刻変更により津幡駅で新たに待避するようになる列車があるなど、一部列車の時刻が変更されています。
【あいの風とやま鉄道】
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あいの風ライナー関連の変更
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あいの風ライナー6号を県東部の要望に合わせて普通列車として運転(県東部の学生からの要望が多かったとのことです)。なお、普通列車化後も平日のみの運転となります。
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あいの風ライナー2号を4両から2両に変更します。
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あいの風ライナー運転時の種別幕が「快速」からあいの風ライナー専用のものに変更されます。
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運転本数の変更
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朝時間帯の富山発黒部行きの臨時列車を定期化(車両は413系3両)
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15時台の泊発富山行き列車の増発
従来は泊14:22発の後16:06発まで1時間半以上あいていましたが、増発や時刻調整によりこの間もおおむね40分間隔で発車するようになります。
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午後時間帯の黒部→泊間の増発
富山駅を14:44に発車していた黒部行きが14:43発の泊行きとなり、黒部→泊間で増発となります。また、富山14:23発の泊行きは14:02発となります。
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夜時間帯の富山→黒部間の増発
富山21:09発(あいの風ライナー5号の直後)で黒部行きを増発します。特にあいの風ライナーの運転のない土休日において利便性を向上します。
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列車の増結
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朝時間帯の高岡発富山行き、富山発泊行きを4両として定期化
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富山19:54発金沢行きを4両に変更
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金曜21:38発の富山発金沢行きを4両に変更
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新幹線との接続を見直し
・始発の泊発富山行きから金沢方面の始発つるぎ701号に接続できるように変更(現在に比べて泊駅発時刻が7分繰り上がって5:19になり、富山駅着時刻が8分繰り上がって6:03となります)。
・金沢発つるぎ732号から富山発泊行きの最終に接続できるように変更(富山駅発時刻が8分繰り下がって23:38になります)。
【IRいしかわ鉄道・あいの風とやま鉄道共通】
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所要時間の短縮、直通列車化
富山~金沢間で最大で5分の所要時間の短縮がはかられるほか、富山駅での乗り換えが不要となる直通列車が23本から37本に増発されます。
直通列車の時刻は次の通りです。なお、越後湯沢発の列車はほくほく線内では超快速として運転します。
越後湯沢 |
高田 |
新井 |
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9:14 |
10:14 |
10:21 |
10:25 |
10:28 |
10:32 |
10:36 |
10:41 |
新井 |
高田 |
越後湯沢 |
|||||
11:03 |
11:07 |
11:12 |
11:16 |
11:19 |
11:24 |
11:32 |
12:54 |
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新幹線との接続を見直し
夕方以降の時間帯において、上越妙高での直江津方面と東京方面の接続と、糸魚川での泊方面と東京方面の接続を見直します。見直しになる列車それぞれについての説明は省略します。
【北越急行】
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超快速スノーラビット
改正後は、越後湯沢~直江津間を60分以内で走破する列車を超快速として運行するようです。
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越後湯沢 |
六日町 |
まつだい |
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現行 |
9:17 |
通過 |
9:42 |
通過 |
通過 |
10:14 |
改正 |
9:14 |
9:29 |
9:40 |
9:49 |
9:59 |
10:14 |
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えちごトキめき鉄道(妙高はねうまライン)への乗り入れ(前述)
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上り超快速を日中時間帯に走行、通勤時間帯の超快速を各駅停車に
現行:直江津17:55発 十日町18:27着 越後湯沢18:53着
改正:直江津13:57発 十日町14:29着 越後湯沢14:55着
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朝通勤時間帯のえちごトキめき鉄道との接続を改善(妙高高原6:17発直江津行きから越後湯沢行き普通に接続するようになります)
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土休日に運転されるゆめぞら号の本数が3本から4本に変更されます。該当列車は次の通りで、超快速でも運用されるようになります。
上り |
下り |
直江津9:27発 越後湯沢行き 直江津13:57発 超快速 越後湯沢行き |
越後湯沢11:48発 快速 直江津行き 越後湯沢15:23発 直江津行き |
【のと鉄道】
観光列車「のと里山里海号」のうち、平日に一般列車に観光車両1両を連結して運転されているものについて、ダイヤを土休日に観光車両2両で運転しているものと共通化されます(乗降出来る駅には違いあり)。このため、ビューポイントでの徐行・一時停車や4号(平日は54号)以外で実施される能登中島駅での鉄道郵便車見学が平日も楽しめるようになります。
しなの鉄道については、現状から大きく変わる点がないため記事では省略させていただきます。
今回はここまでです。次回は信越エリアをとりあげます。
執筆:No.7102
加筆・校正:部長補佐(No.7005)
写真:部長(No.6903)
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