南海8300系2次車甲種輸送
7月20日に南海8300系2次車2両×4編成が近畿車輛から和歌山市駅に向けて甲種輸送されました。南海で2両編成が登場するのは1995(平成7)年に製造された1036F以来です。
(↑奥には323系が見えます。)
牽引機はDE10-1733で、編成は
←難波
8701F:8701-8351 8702F:8702-8352
8703F:8703-8353 8704F:8704-8354
8351形(Mc)にはパンタグラフが2基設置されていますので、今まで難波側からしか見られなかった進行方向前側のパンダグラフが和歌山市側からも見られるようになりました。
外観はパンタグラフの位置を除くと1次車と同じですが、戸袋部分にフィルムが貼り付けられていません。
(↑8704F 8354号車)
車内も基本的には変わっていませんが、空港利用者のための荷物スペースが設置されていました。スーツケースやベビーカーが置けるだけでなく、ラッシュ時の混雑緩和にもつながります。
徳庵駅入線後、すぐに発車していきました。
(↑8701F 8701号車)
甲種輸送の編成は翌日、和歌山市駅に到着しましたが、運用開始はまだ先だと思われます。運転開始後の組成や運用がどうなるのか楽しみです。
執筆:No.7212
校正:編集長(No,7005)