灘校鉄道研究部公式ブログ

灘中学校・灘高等学校鉄道研究部公式です。ご質問などはコメントにお書きいただくか、nrcofficial@gmail.comまでメールをお願いします。

南海8300系2次車甲種輸送

720日に南海83002次車2×4編成が近畿車輛から和歌山市駅に向けて甲種輸送されました。南海で2両編成が登場するのは1995(平成7)年に製造された1036F以来です。

f:id:nrcofficial:20160721173631j:plain

(↑奥には323系が見えます。)

 

牽引機はDE10-1733で、編成は

←難波

8701F:8701-8351 8702F:8702-8352

8703F:8703-8353 8704F:8704-8354

となっています。

8351(Mc)にはパンタグラフ2基設置されていますので、今まで難波側からしか見られなかった進行方向前側のパンダグラフ和歌山市側からも見られるようになりました。

 

f:id:nrcofficial:20160721173909j:plain

外観はパンタグラフの位置を除くと1次車と同じですが、戸袋部分にフィルムが貼り付けられていません。

f:id:nrcofficial:20160721174028j:plain

(↑8704F 8354号車)

 

車内も基本的には変わっていませんが、空港利用者のための荷物スペースが設置されていました。スーツケースやベビーカーが置けるだけでなく、ラッシュ時の混雑緩和にもつながります。

 

f:id:nrcofficial:20160721174117j:plain

徳庵駅入線後、すぐに発車していきました。

f:id:nrcofficial:20160721174203j:plain

(↑8701F 8701号車)

 

 甲種輸送の編成は翌日、和歌山市駅に到着しましたが、運用開始はまだ先だと思われます。運転開始後の組成や運用がどうなるのか楽しみです。

 

執筆:No.7212

校正:編集長(No,7005)