南海線をダイヤ改正してみる(起稿班研究第一号・その11〈最終回〉)
当連載もついに最終回となりました。今回は朝ラッシュ上りダイヤの改正案について説明したいと思います。
(↑泉北ライナー運用に入る12000系。 2016年1月11日、栂・美木多駅にて)
全時間帯のダイヤは載せられませんが、7時台のダイヤは以下の通りです。
※和歌山港始発は適宜サザン・急行に設定します。
※りんくうタウン~関西空港でJRのスジと重なる場合は時間を1~2分ずらします。
まず前回に優等種別をやや増便と言いましたが、現行ダイヤから増便するのはほぼ困難と考えましたので、高野線お得意の優等種別2連続にしています。特急と急行、急行と急行のパターンを設定しています。特急と急行の場合、急行発車の3分後に特急が発車し、岸和田で急行が特急の待避をします。ただし、過密ダイヤで特急が減速するため、待避後も特急と急行の差はさほど広がりません。急行と急行の場合は空急か区急の発車の3分後に急行が発車して後追いします。急行は泉佐野到着時点で結構混んでいるため、空急か区急を先に発車させることで泉佐野以北の乗客をそちらに分散させています。
また、ダイヤを分かりやすくするために8分サイクル(60の約数ではありませんが…)とし、急行・急行(または特急)・普通(または準急)を発車させています。
普通も8分に1本発車し、待避駅は尾崎・泉佐野・貝塚・岸和田(一部)・泉大津・高石・浜寺公園・堺・複々線区間とほぼ全ての待避駅で待避します。始発駅は適宜設定しています。また、一部の列車は準急にしています。
(↑2015年9月まで運転された7037F旧塗装サザン。 2015年9月26日、難波駅にて)
今回をもちまして当連載は終了とさせていただきます。最後まで読んでいただきありがとうございました。
執筆:No.7212
校正:部長(No.6903)
今回の記事で起稿班研究第一号の連載は終了となります。
次回以降は引き続き、特集「2016年春ダイヤ改正」を連載します。
また、今後は新たに週に一度の活動報告記事と、来週以降となりますが起稿班第二号の掲載開始を予定しております。(部長・No.6903)
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