灘校鉄道研究部公式ブログ

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第6回全国高等学校鉄道模型コンテスト

ブログ開設時の記事以来約4ヶ月ぶりの更新です。ブログを開設したのが文化祭の直後でその後はずっとコンテストに出品するモジュールボードの製作を行っておりネタバレ防止のため記事にすることができませんでしたが、模型コンテストが終わり次は主に文化祭で展示するレイアウトの製作を進めていくためこのブログでも随時お伝えして行く予定です。

 

さて、前置きが長くなりましたが、今回の記事はタイトルの通り8月9日〜10日に開催された「第6回全国高等学校鉄道模型コンテスト」についてです。灘校はモジュール部門とHO車輌部門に参加し、その両方で理事長特別賞を受賞しました。モジュールボードは去年に引き続きコンテスト直前の完成となりましたが、なんとか形になって良かったです。またHO車両部門阪神電鉄の電動貨車202とJRのマルチプルタイタンパーという異色の組み合わせでした。以下、それぞれの写真や詳細です。

 

まずはモジュール部門「Strasbourg-Grande île」から。モデルにしたのはフランス北東部の都市ストラスブールで、題名の「Strasbourg-Grande île」は世界遺産に登録されているストラスブール旧市街の名前から取りました。

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左から表彰盾、表彰状、紹介パネルです。

建物は一つを除き一から自作、特にボード奥にある教会はある部員がほぼ一人で図面起こしから完成まで持っていきました。反省点はいろいろ有りますが何点か挙げると、

・(例年通り?)作業が遅れコンテストの搬入日前日夜にやっとまともに見られるものになった。

・時間が無かったこともあり、教会の色を調整することができなかった。(一部員の意見としては壁がもう少し茶色のほうが良かったです)

・同じく時間が無かったため小物類の配置や細部の仕上げがあまりできなかった。

などでしょうか。まあ要するに作業の遅れが重なり時間がなくなったことが原因です。搬入日前日夕方まで建物が一つも固定されていなかった(=ボードの大部分は地の色が見えていた)ことを考えるとよくここまで進んだなあという感じもしますが。ちなみに上の写真でボード右側の黄色い建物の手前に茂みが有りますが、その部分はもともと一つの建物が設置される予定でその建物が巨人の出現部員によって踏みつぶされ、作り直す時間も無かったことから茂みになりました。

 

次にHO部門阪神電気鉄道電動貨車202」と「JR西日本マルチプルタイタンパー08-16/32」です。

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左がJRのマルチプルタイタンパー、右が阪神の電動貨車です。紹介パネルは写真を撮り忘れました。阪神の電動貨車は高校1年生の雪うさぎ氏、JRのマルタイは同じく高校1年生の私が製作しました。特徴としてはどちらも地元の(または地元で撮影した)車両をモデルにしたことでしょうか。いろいろな事情が有りこれらの製作が長引いたこともモジュールボード製作の遅れにつながりました。

 

模型コンテストの記事はとりあえずここまでとさせていただきます。モジュール部門、HO車輌部門の作品は両方とも次の文化祭で展示する予定ですのでぜひお越し下さい。


作業部長