灘校鉄道研究部公式ブログ

灘中学校・灘高等学校鉄道研究部公式です。ご質問などはコメントにお書きいただくか、nrcofficial@gmail.comまでメールをお願いします。

1.夏期取材旅行の記録 Vol.13:五日目前半[由利高原鉄道班] 【2020年灘校鉄道研究部部誌「どんこう」】

5日目 8月30日 前半 由利高原鉄道班 私は男鹿線班に行かなかったので、ホテルの他の人達が出ていった後に朝食を近くのコンビニに買いに行きました。(前日駅弁を買う予定でしたが、在庫が少なかったため断念) そしたら急に雨が降りズボンがびしょびしょに…

1.夏期取材旅行の記録 Vol.12:五日目オプション[男鹿線班] 【2020年灘校鉄道研究部部誌「どんこう」】

5日目 8月30日 オプション 男鹿線班 おはようございます。5日目、朝5時15分です。今日は朝、男鹿線を往復してくるというオプションがあり、二十数人の人が参加していました。それについて書かせていただきます。6時15分にホテルのロビーに集合した面々…

1.夏期取材旅行の記録 Vol.11:四日目後半[秋田内陸縦貫鉄道班] 【2020年灘校鉄道研究部部誌「どんこう」】

秋田内陸縦貫鉄道班 青森駅に着いた僕達は、わずか6分乗換えの後特急つがるに乗り込みます。野辺地の時(大湊線班を参照)のように列車はすぐに発車します。

1.夏期取材旅行の記録 Vol.10:四日目後半[しらかみ班] 【2020年灘校鉄道研究部部誌「どんこう」】

4日目 8月29日 後半 しらかみ班 青森からは大湊線班に行っていた部員の一部と合流してしらかみ班として秋田を目指します。大湊線班からしらかみ班に参加する部員は先に車内で待っていますが、筆者含めた津軽線班だった部員は青森での乗り換え時間が4分し…

1.夏期取材旅行の記録 Vol.9:四日目前半[津軽線班] 【2020年灘校鉄道研究部部誌「どんこう」】

津軽線班 8月29日、4日目です。この日は5時半に起床。おはようございます。連日の朝の出発で例年以上に早く疲れがたまってきたところです。この日の八戸の最低気温は8月にも関わらず21度となっており、起床直後は寒さを感じたほどでした。昨日とは異な…

1.夏期取材旅行の記録 Vol.8:四日目前半[大湊線班] 【2020年灘校鉄道研究部部誌「どんこう」】

4日目 8月29日 前半 大湊線班 おはようございます。アラームに叩き起こされ、時計を見ると朝の5時。いやあ眠い。何でこんなに早くアラームをセットしたんでしょうかね…… そんなことはおいといて、旅館からタクシーで八戸駅に向かった一行は、青森行きの列…

1.夏期取材旅行の記録 Vol.7:三日目[三陸鉄道班] 【2020年灘校鉄道研究部部誌「どんこう」】

三陸鉄道班 3日目、朝6時のメルパルク仙台。おはようございます。起床して、横を見ると出発の準備をしている先輩の姿が。一瞬寝坊したかと思ったが先輩は、仙台観光班だったことを思い出し、一安心。朝っぱらからひやひやした後、枕元の携帯を見るとなにや…

1.夏期取材旅行の記録 Vol.6:三日目[仙台観光班] 【2020年灘校鉄道研究部部誌「どんこう」】

3日目 8月28日 仙台観光班 さて皆さん。仙台観光班は、仙台で自由時間を取り、その上で三陸班と合流する班です。私は仙石線に乗りに行きました。榴ヶ岡駅を発車してからしばらく行きます。元私鉄だけあって、駅間距離がかなり短いです。途中の苦竹からは地…

1.夏期取材旅行の記録 Vol.5:二日目後半[飯坂温泉班] 【2020年灘校鉄道研究部部誌「どんこう」】

飯坂温泉班 どうも。磐越西線班を担当しました者です。またこいつかという感じですね。先ほどお分かりいただいた通りグダグダした鬱陶しい文章を書きます。個人的には飛ばして貰って構いませんがそれでは飯坂線が可哀想なので読んであげてください(謎の上か…

1.夏期取材旅行の記録 Vol.4:二日目後半[阿武隈急行班] 【2020年灘校鉄道研究部部誌「どんこう」】

2日目 8月27日 後半 阿武隈急行班 阿武隈急行福島駅と、福島交通福島駅は、同じところにあり、改札口も共用でした。まずは切符を窓口で買います。その後点呼などをしたのですが、混乱していた私は少し通路をふさいでしまい、先輩に注意されました(車内でも…

1.夏期取材旅行の記録 Vol.3:二日目前半[板谷峠班] 【2020年灘校鉄道研究部部誌「どんこう」】

板谷峠班 本日の旅の起点、長岡駅には、朝の七時ぐらいに到着しました。電車がホームに到着するまで時間がまだあったので、ホームにあった自販機で飲み物を買いました。それにしても、駅の自販機は高いもので、飲み物代を一日あたり百十円前後に収めたかった…

1.夏期取材旅行の記録 Vol.2:二日目前半[磐越西線班] 【2020年灘校鉄道研究部部誌「どんこう」】

2日目 8月27日 前半 磐越西線班 おはようございます。去年は超がつくほどの駄文を書いてしまったのでもっとマシなものを書けたらいいですね(死亡フラグ)。はいそこ、もうすでに死亡しているとか言わない。おふざけはこの辺にして本文にいきましょう。

1.夏期取材旅行の記録 Vol.1:一日目 【2020年灘校鉄道研究部部誌「どんこう」】

1日目 8月26日 西日本旅客鉄道(Japan Railways 西日本)大阪駅北側、エスカレーターを上がり、アトリウム広場に降り立ち、周りを見渡します。普段通り、通勤客でごった返す喧騒の大阪駅。普段と違うのは、広場の隅の方に大荷物を持った中高生の団体が陣取…

1.夏期取材旅行の記録 Vol.0:はじめに 【2020年灘校鉄道研究部部誌「どんこう」】

※この記事は灘校生徒会誌第60号に掲載された「鉄研旅行記2019 東北地方編」を一部改稿・再編集したものです。

0.まえがき・もくじ 【2020年灘校鉄道研究部部誌「どんこう」】

皆様こんにちは。この度は鉄道研究部部誌「どんこう」をお読み下さり、誠にありがとうございます。 今年度は、遺憾にも文化祭は中止という運びとなりました。楽しみにされていた方々、申し訳ありません。私としても最後の文化祭であったので、非常に歯がゆい…

中国山地を縦断!【18きっぷで巡る西日本旅行記】第1部~兵庫県北を巡る旅~

前回の続きです。 5 いよいよ中国山地に突入 鳥取駅。非電化の高架駅という面白い駅ですね。時間があれば外に出て散歩でもするのですがすぐに乗り換え列車があります。夕食に駅弁を買いまして、因美線の列車に乗車。 鳥取 16:58 ↓普通/智頭行(因美線) 智…

山陰本線で途中下車【18きっぷで巡る西日本旅行記】第1部~兵庫県北を巡る旅~

前回の続きです。 3 兵庫県北の素晴らしい観光地たち 「玄武洞」皆さんも聞いたことがあるかもしれませんし、もしかすると訪れたことのある方も多いかもしれませんね。地学の授業で習う岩石「玄武岩」の名付け親です。地学の授業のネタで言うとこの洞窟は美…

播但線ってどんな路線?【18きっぷで巡る西日本旅行記】第1部~兵庫県北を巡る旅~

0 概要 前回のオープニング記事から投稿期間が空いてしまいました。申し訳ございません。4部作の第一弾! 「兵庫県北を巡る旅」です。詳しくは「【18きっぷで巡る西日本旅行記】オープニング」の記事をご参照ください。 姫路を出発点として播但線で北上。山…

【18きっぷで巡る西日本旅行記】オープニング

こんにちは! お久しぶりです! 何か月も前に研究記事を投稿していた者です。文化祭の部誌のために書いた旅行記がページ数の関係で載りきらないとかで、このたび久々にブログに投稿することになりました。よろしくお願いします。今回は旅行記。18きっぷを使…

2019年JR西日本ダイヤ改正の主要箇所を巡る(後編)

思案した結果、京阪電車という手を使うことにしました。後続の東西線普通に乗り、車窓から駅名標が変更された寝屋川公園駅を眺めて東西線普通に揺られること28分、河内磐船駅に到着しました。【⑨】 駅名が変更された寝屋川公園駅の駅名標 放出15:04~普通~(…

2019年JR西日本ダイヤ改正の主要箇所を巡る(前編)

2019年3月16日、JR西日本管内の路線にて、ダイヤ改正が行われました。 主なものとしては、 ①-1おおさか東線の全線開業 -2新大阪~奈良間の直通快速の運行開始 ②和歌山地区に新型車両227系1000番台デビュー ③新快速に有料座席「Aシート」導入 ④JR神戸線に通勤…

今後のブログ運営に関するお知らせ

こんにちは。突然ですが,今後のブログ運営に関してお知らせがあります。 今までは,鉄道研究部の中の起稿班という組織の中で記事を募集し,このブログを運営させていただいていました。 しかし,今年度より班という組織は廃止され,起稿班という組織も廃止…

日本国有鉄道D51形蒸気機関車解説

〜日本の機関車デゴイチ 蒸気機関車解説part1〜 蒸気機関車D51形は、日本国有鉄道だけでも1161両が製造され、海外にも輸出された機関車です。 また、日本では、鉄道ファンでなくてもデゴイチという愛称で親しまれています。 このデゴイチことD51形は、どのよ…

JR西日本2018年春ダイヤ改正について

JR西日本は、2018年3月17日(土)に実施されるJR西日本2018年度ダイヤ改正内容をリリースしました。当記事ではJR西のプレスリリースに沿って京阪神地区の改正の詳細について説明します。 東海道本線(草津~大阪間) 土休日10、11時台の下り新快速電車は、毎…

南海の車両形式(その10、6200系)

☆6200系とは? 6200系は車両性能向上・イニシャルコスト低減・機器集約化・保守低減などを考慮した高野線のフルモデルチェンジ車として1974(昭和49)年から85(昭和60)年に東急車輌で製造されました。制御方式は抵抗制御で、電動車がモハユニットとなったほか…

南海の車両形式(その9、6100系→6300系)

☆6100系とは? 6100系は高野線の輸送力増強と1971(昭和46)年に開業する泉北高速線への直通運転のために1970(昭和45)年から73(昭和48)年に東急車輌で製造された車両です。主要機器は6000系に準拠していますが、両開き扉と下降式窓に変更され7100系をオールス…

地方鉄道経営再建の処方箋<最終回>(起稿班研究第七号・その7)

鉄道会社の重要な副業として、「路線バスの運行」を忘れてはなりません。鉄道路線というのは都市部あるいはJRや大手私鉄との乗り換え駅への輸送に使われるという性質上、通勤や通学に使われるわけでもありますから、便利さは速達性に比例するといえます。し…

地方鉄道経営再建の処方箋<第6回>(起稿班研究第七号・その6)

前回までは、旅客収入を増やすことや経費をおさえるなど、本業たる鉄道業部門の収支を好転させる方向で経営再建を論じてきました。ですが鉄道会社は往々にしてレールフェスティバル(以下RFと呼びます)でのグッズ販売等非鉄道業部門のサービス業にも手を出…

地方鉄道経営再建の処方箋<第5回>(起稿班研究第七号・その5)

前回で、JRとの乗り入れによる旅客数増加は多くの地方鉄道にとって望みが薄いことがわかりました。そこで今回は、観光列車運行による旅客数増加という観点からの経営再建について述べたいと思います。観光列車はヒットさえすれば多少利便性が悪くても観光客…

地方鉄道経営再建の処方箋<第4回>(起稿班研究第七号・その4)

前回はJRとの乗り入れによる経営再建の可能性について少しだけ述べましたが、今回は成功例を挙げて詳しく説明したいと思います。 智頭急行という第三セクター鉄道があります。ここはまさにJR乗り入れの成功例というべきで、全国の第三セクターは赤字だらけだ…