灘校鉄道研究部公式ブログ

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南海線車両

南海10000系(車両研究紹介・南海その7)

☆10000系とは? 10000系は旧1000系四国号を置き換えるために1985(昭和60)年から1992(平成4)年にかけて製造された座席指定の特急用車両です。30000系こうやをベースとして車体は普通鋼で20m級とし、運転台側を貫通構造とするなど南海線仕様にされました。ただ…

南海2000系(車両研究紹介・南海その6)

☆2000系とは? 2000系は21000系と22000系の置き換え用として東急車輌で1990(平成2)年から製造されたズームカーです。軽量ステンレス車体が用いられ、南海で初めてVVVFインバータ制御が採用されましたが、加減速度や各ノッチ特性などは在来車との併結が考慮さ…

南海1000系(車両研究紹介・南海その5)

☆1000系とは? 1990(平成2)年にVVVF制御のズームカー2000系がデビューし、20m車もVVVFで製造することになり、南海線・高野線(難波~橋本間)の両方で使用可能な車両として1992(平成4)年から製造されたのが1000系です。当時は関西空港の開港の直前だったことも…

南海9000系(車両研究紹介・南海その4)

☆9000系とは? 1985(昭和60)年当時、高野線では相次いで新車が入っていたのに対し南海線では7100系以降新車導入がありませんでした。しかし、1985(昭和60)年に10000系サザンがデビューして旧1000系を置き換えることとなったものの旧1000系は座席指定車だけで…

南海7100系2~6次車(車両研究紹介・南海その3)

☆2次車の製造 1970(昭和45)年に2次車の7121F~7137Fが製造されました。cMTTMcの4両編成とcMTcの2両編成があり、Mc車については7119・7120を欠番として7121から始まっています。また、7100系では2次車以降は新製時から冷房装置を搭載することになり、分散冷房…

南海7100系1次車(車両研究紹介・南海その2)

7100系は1969(昭和44)年から1973(昭和48)年にかけて、架線電圧昇圧における改造の対象から外された在来車の置き換えのために東急車輛・近畿車輛で製造された車両です。普通鋼製で制御方式も超多段式バーニア制御方式が採用され(制御器は7000系と異なる)、前…

南海8300系2次車甲種輸送

7月20日に、南海の2両編成とは1995(平成7)年に製造された1036F以来の登場となる、南海8300系2次車2両×4編成が近畿車輛から和歌山市駅に向けて甲種輸送されました。写真を交えてお伝えします。

南海7000系(車両研究紹介・南海その1)

7000系は1963(昭和38)年から1968(昭和43)年にかけて、帝国車輛・東急車輛・近畿車輛で製造された車両です。6000系と同じく片開き扉の20m級4扉車で窓は2段上昇窓、制御方式も超多段式バーニア制御で前面の形も同じですが、6000系はオールステンレスなのに対し…